環境科学の座標軸を提示する
『漁業小屋が語る歴史』 環境起学専攻 西川 穂波氏(環境科学院写真コンテスト2024最優秀賞)
「かつて漁師達が漁期中に使用していた漁業小屋の調査を行いました。四方を厳しい自然に囲まれ、今ではすっかり荒れ果てていましたが、船やテーブル、食器の残骸がかつての漁師達の暮らしを物語っていました。」撮影地:北海道 知床国立公園
『帰路』 環境起学専攻 西川 穂波氏(環境科学院写真コンテスト2024優秀賞)
「早朝から続いた観測を無事に終えてほっと一息。沈み始めた太陽に癒されながら帰路につきます。今日も1日お疲れさまでした!」撮影地:北海道 知床国立公園
『いざ、行かん!』 環境起学専攻 山本 健太氏(環境科学院写真コンテスト2024優秀賞)
「いつも通りの登下調査地道。往復2時間ほどの山道を、ほとんど毎日登る。なんてことをしているといつもの景色に飽きてしまいそうだけれど、自然は毎日違った顔を見せてくれる。」撮影地:大雪山国立公園
『夜空を見上げて』 地球圏科学専攻 中山 智博氏(環境科学院写真コンテスト2024優秀賞)
「スイス氷河実習の夜のひととき。ホテルの外に出ると満天の星が広がっていたので、みんなを呼んで天体観測をしました。氷河を抱いた山々の上に立ち昇る天の川は、今まで見た星空の中で最も美しかったです。」撮影地:スイス・クライネシャイデック
『列を乱すな』地球圏科学専攻 矢澤 宏太朗氏(環境科学院写真コンテスト2024優秀賞)
「グリーンランド北西部カナック氷河にて、隊列を組み氷の厚さを測定している最中です。」撮影地:グリーンランド・カナック
『魚はどこにいる?』 環境起学専攻 劉 山木氏(環境科学院写真コンテスト2024カバーフォト賞)
「河川に電気ショッカーで生息する魚類を定量化します。ショッカー装置は非常に重くて、右手では電極ポールを持ってスイッチを操作して、左手は網で魚を捕るようなかたちです。ショッカー装置を背負いながら川の中で歩くことは大変です。」撮影地:札幌市 真駒内川
『泥炭コアの断面は』地球圏科学専攻 木村 莉里氏 (環境科学院写真コンテスト2024カバーフォト賞)
「汗を流しながら力を振り絞って採掘した泥炭コアの断面を皆で興味深く見つめている様子。 」撮影地:北海道根室市
『はかる』生物圏科学専攻 Zhao Xiaoying氏 (環境科学院写真コンテスト2024カバーフォト賞)
「大木を測る時、特にツル植物が絡まっていたり、山の斜面に生えている場合は、皆で協力し合うことで測定が可能になります。」撮影地:鹿児島県霧島市
『月へ』環境物質科学専攻 長峰 葵氏 (環境科学院写真コンテスト2024カバーフォト賞)
「チリでの共同研究で訪れていた合間に世界一乾燥している砂漠へ。いつか月へ行きたいです。」撮影地:チリ・アカタマ砂漠 月の谷