化学の立場から環境を考える
令和6年度専攻長
神谷 裕一
地球規模の環境変化に関わる様々な現象を分子・物質の側面からとらえ、それらに関与する物質の特性・作用・分布・循環を調べるとともに、汚染物質の環境中への排出を抑制するグリーンケミストリーの新たな手法に関する教育を行う。環境の浄化や修復法という重要課題に取り組む基盤を養い、そこで必要となる新規機能材料の開発をめざす。
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生体と環境の関わりを分子レベルで解明することをめざし、生体が作り出す物質などの化学的特性や機能を調べるとともに、生体システムを利用・模倣した環境の浄化法・修復材料について学ぶ。
環境の浄化やゼロエミッションプロセスを目指し、汚染物質の環境での動態とその影響を調べるとともに、ナノテクノロジーを利用した新規機能材料の開発と、これらを用いた環境改善のための新規手法について学ぶ。
地球環境の重要課題解決のために、光-化学過程に関するダイナミクスや反応機構を理解し、分子光・電子材料など次世代の機能材料の創製について学ぶ。
地球環境修復のための新規界面表面機能の創製とその解明、また表面機能を利用した環境修復・保全のための触媒、及び新エネルギーシステムについて学ぶ。