MC担体のメソ孔内にイオン液体とPtNiナノワイヤが共存することでアイオノマー被毒によるORR活性低下が避けられることを分光電気化学的に示した論文('22年度修了 加藤優太君の研究、三井金属鉱業との共同研究。)
PtPdSnナノ粒子担持カーボン触媒における大気下・室温で駆動可能な亜酸化窒素還元反応(N2ORR)の論文。('22年度9月修了Abinash C. Sarker博士の研究、JASRI渡辺博士との共同研究。)
CuとFeを共ドープした窒素含有カーボン触媒における酸性溶液中でのORR活性を様々な手法で評価した論文。('20年度修了の阿部大輝君の研究、北大院地球環境・小野田研、阪大・林研、慶應大・栄長研、QST・磁性科学研究G、北大触研・朝倉研、との共同研究。)
PtNiナノワイヤ電極触媒調製温度によるNi含有量の増大と酸素還元反応活性および耐久性の向上に関する論文。(D3庄宇君の研究成果。九大・林研およびJASRI渡辺博士との共同研究)
キラルアミノ酸ホモシステイン(Hcy)を修飾したAu(111)電極表面におけるキラルフェロセンのエナンチオ選択的酸化還元挙動に関する論文。(D3岡紗雪さんの研究成果。熊本大・吉本准教授との共同研究)
Sn/Pd(100)電極表面における硝酸還元反応のpH依存性に関する論文(海外インターンシップ生 鄧陽博士との共同研究。)
酸性媒体中での酸素発生反応電極触媒PtNiIrナノフレームのATO(Sb-ドープ酸化スズ)担体固定による高耐久化に関する論文(ポスドク研究員Tadgell博士の研究・静岡大宮林准教授との共同研究)
シトクロムc酸化酵素(CcO)を電極表面に固定し,周囲を脂質二重膜で覆った人工生体膜系の構築過程や酸素還元反応を表面増強赤外吸収(SEIRA)分光で追跡した論文('21年度修了・佐野綾哉君の研究,国立循環器病センター・兵庫県立大との共同研究)
FTO表面のSnとアークプラズマ析出させたPt, PdまたはPtPdナノ粒子の界面における硝酸イオンと亜酸化窒素の還元反応に関する論文(D3 A.C. Sarker君の研究)
高耐久性のPtNiナノワイヤ(NW)電極触媒における電位サイクル試験でNW同士が連結した分枝構造が形成され、ORR活性が向上することを見出した論文('19年度修了・李天馳君と'20年度修了・井口誼美さんの研究、JASRI、名城大、静岡大との共同研究)
Sn修飾したPt(100), Pd(100)およびPd-Pt(100)単結晶電極での高活性な硝酸還元反応における気相生成物をDEMSにより決定した論文('20年度修了・鵜沼祐規君の研究、北教大・田口先生+千葉大・星研+ハルビン工大・高研との共同研究)
一酸化窒素還元酵素(cNOR)の有無による擬似生体膜形成への影響に関する論文('18年度修了・増田侑也君の研究)
シトクロムc酸化酵素をモチーフとした酸素還元電極触媒の論文('19年度修了・藤林那月さんの研究)
Au8クラスターのTHzラマン分光に関する論文。小西研との共同研究で金属クラスターのフォノンを定常スペクトルで観測した世界初の成果。
窒素サイトへのPtNiナノフレーム担持による電子状態変化に関する論文('19年度修了・中干場亮太君の研究)
コバルト錯体のシクロデキストリンへの包接により光励起水素発生能を向上('15年度修了・今 敬太君の研究)
一酸化窒素還元酵素(cNOR)を固定したAu電極表面における表面増強赤外吸収(SEIRA)分光計測('17年度修了・中川省吾君の研究)
窒素ドープ炭素担体に固定したPtNi-ナノフレームのORR活性と耐久性の向上('17年度修了・小倉和也君の研究)
アークプラズマ蒸着によりFTO表面に形成したPtナノ粒子の硝酸還元活性('16年度修了・荒木 愛さんの研究、北教大・田口先生との共同研究)
Cu三核錯体をORR活性サイトとして還元型酸化グラフェンに導入した電極触媒('15年度修了・武藤毬佳さんと'17年度修了・松原直啓君の研究)
電極上にLDHを垂直配向させ、PS IIを固定した系における光電気化学(加藤助教が愛大と北大でおこなった研究)
軟X線吸収/発光分光電気化学セルに関する論文(理研・德島さん&石原さん、山口大・堀川先生との共同研究)
Sn修飾したPt, Pdおよびその合金単結晶電極における硝酸還元反応活性('16年度修了・奥井 学君の研究、北教大・田口先生との共同研究)
生体分子に倣った鉄と銅を協調させた酸素還元電極触媒('15年度修了・室谷岳志君の研究)
複核銅錯体を担持した電極触媒におけるその場X線吸収微細構造(in situ XAFS)分光(技術研究組合FC-Cubicとの共同研究)
多結晶金電極表面に構築したCu配位自己組織化膜における酸素還元('14年度修了・小柳津暢久君の研究)
界面に存在するNafionアイオノマーの分子配向を振動和周波発生(VSFG)分光法と赤外・ラマン分光法で明らかにした研究。技術研究組合FC-Cubicとの共同研究成果。
非白金系酸素還元触媒に関する研究を纏めた総説記事(2022年度日本表面真空学会会誌賞)