高度専門職業人・研究者としての人材を育成し、学位を取得します
化学(電気化学・界面化学)を基盤とした環境科学に関する幅広い知識とその深い理解を得ます
研究を遂行するための情報収集能力・分析力および問題解決能力を育成します
研究室での生活には、息抜きも必要です
通常の秋季入試/10月入学入試(8月末)と春季入試(2月末)にくわえて、高専専攻科在学生向けの特別推薦入試(5月末)、学部4年生もしくは4年制大学・高専専攻科卒業生を対象とする秋季推薦入試(11月末)があります。秋季入試と春季入試は、物理化学・有機化学分野の筆記試験と英語外部試験(TOEIC, TOEFL等)のスコアで受験する基礎化学選抜と英語の筆記試験と自分の研究内容のプレゼン発表と質疑で受験する自己推薦選抜のどちらかもしくは併願が可能です。特別推薦入試では高専からの推薦状と自己推薦状に基づく研究のプレゼン・質疑で受験します。秋季推薦入試では指導教員等からの推薦状と自己推薦状に基づく研究のプレゼン・質疑で受験することになります。特に、特別推薦入試と秋季推薦入試については、札幌会場(地球環境科学研究院)と東京会場(北大東京オフィス)のいずれかで受験できます(英語の外部試験スコアシートも提出する必要があります)。修士課程については研究室の定員がありますので、必ず教員に連絡し、確認してください。また、基礎化学選抜の過去問は専攻のホームページからダウンロードできます。
秋季入試/10月入学入試では、当該年度の10月入学と次年度の4月入学のどちらかを選択することが可能です。それ以外の入試では、次年度の4月入学のみになります。
当研究室では、修士課程及び博士課程入学希望の学生を全国各地から募集しています。研究室のテーマに興味をもってくれる人なら誰でもwelcomeです。学部の専門にはこだわりません。当研究室は地学や物理学、農学など化学以外の研究にたずさわっていた学生も多く受け入れてきました。また、環境科学院には学部がありませんので、修士課程における内部進学者はほとんど居ません。そのため、他の4年制大学や高専専攻科を卒業した学生が当学院に入学してきます。『学部が専門外だから…』と不安に思っている方もご安心ください。基礎から指導致します。研究室に分属する前に電気化学に触れたことがある学生も居ますが、多くは初めて電気化学を学ぶことになります。新しいことに挑戦したい学生さんは是非研究室見学に来て下さい。
当研究室では、4月入学後、1ヶ月程度かけて電気化学の基礎的な研修実験をおこないます。ポテンショスタットの使い方や貴金属電極の表面積を決める方法、表面吸着分子をファラデー電気量から決定する方法などを学びます。表面科学的手法に基づく表面分析についても学びます。研修実験のレポートを提出する5月連休前に教員から複数の研究テーマが提示され、連休後にテーマが確定します。
元学生たちはこんなことを言っています