【プレスリリース】縁辺海からの鉄分供給によって北西部北太平洋は高生物生産域になることを解明
2017-04-25北部北太平洋における植物プランクトンの成長は、鉄(Fe)の利用能によって制限されることがよく知られています。今回、本学院地球圏科学専攻の西岡純准教授(低温科学研究所)と東京大学大気海洋研究所の小畑元准教授の研究チームが、北部北太平洋の鉄(Fe)濃度の東西断面分布を世界で初めて捉えることに成功しました。そして、北西部北太平洋中層付近に北方の縁辺海(えんぺんかい)から Fe が供給されることで、同海域が高い生物生産域となっていることを解明しました。本成果は、米国海洋陸水学会の学会誌『Limnology and Oceanography』に掲載されています。
詳細については、以下のプレスリリースをご覧ください。
縁辺海からの鉄分供給によって北西部北太平洋は高生物生産域になることを解明(PDF)