第9回松野環境科学賞の受賞者決定!
2023-07-18環境科学院では在学中に行った優れた研究を学術論文として発表した在学生および元在学生を表彰する松野環境科学賞を設けています。厳正な選考の結果、以下の4名を第9回の受賞者に決定いたしました。受賞者の皆様、おめでとうございます! なお、授賞式は、9月に行われる学位授与式後に実施される予定です。
Deha Agus Umarhadi 氏(環境起学専攻)
Tropical peat subsidence rates are related to decadal LULC changes: Insights from InSAR analysis, Umarhadi, D. A., Widyatmanti, W., Kumar, P., Yunus, A. P., Khedher, K., M., Kharrazi, A., & Avtar, Ram, Science of The Total Environment, 816, 151561 (2022)
福冨 雄一 氏(生物圏科学専攻)
Transcriptome analysis reveals wingless regulates neural development and signaling genes in the region of wing pigmentation of a polka‐dotted fruit fly, Yuichi Fukutomi, Shu Kondo, Atsushi Toyoda, Shuji Shigenobu, Shigeyuki Koshikawa, The FEBS Journal, 288, 115-126 (2021)
波多 俊太郎 氏(地球圏科学専攻)
Abrupt drainage of Lago Greve, a large proglacial lake in Chilean Patagonia, observed by satellite in 2020, Shuntaro Hata, Shin Sugiyama, Kosuke Heki, Communications Earth & Environment, 3, 190 (2022)
齋藤 結大 氏(環境物質科学専攻)
Self-promoted solid-state covalent networking of Au25(SR)18 through reversible disulfide bonds. A critical effect of the nanocluster in the oxidation processes, Yuki Saito, Yukatsu Shichibu, Katsuaki Konishi, Nanoscale, 13, 9971-9977 (2021)
参考:「松野環境科学賞について」
本賞は、本学名誉教授である松野太郎先生が2013年度ブループラネット賞を受賞された際にご寄附くださったお金を原資としと、環境科学院で優れた研究を行った在学生または元在学生を顕彰するものです。
対象は、本学在学中に行った研究について、授与年の前2年の間に査読付き学術誌に筆頭著者として論文が掲載された在学生または元在学生で、毎年4編以内の論文が選考委員会により選ばれ、賞状と賞牌および賞金が贈呈されます。
なお、候補者の選考は専攻長の推薦により実施しています。一般募集は行いませんのでご了承ください。