ホヤに卵を預ける魚を初めて特定
2019-04-22本学院生物圏科学専攻の宗原弘幸准教授(北方生物圏フィールド科学センター)は,大阪市立大学大学院理学研究科の安房田智司准教授らの研究グループとともに,他の生物に卵を預ける海産のカジカ科魚類8種について産卵宿主種(ホヤやカイメン)の特定に成功し,さらにはカジカ科魚類が産卵管を宿主種の種類や大きさに応じて進化させていることを世界で初めて発見しました。
今回の発見は,生態研究がほとんど進んでいない冷たい海域の動物の生態を知るうえで,非常に重要な成果と言えます。
本研究内容は2019年4月6日に海洋生物学の専門雑誌『Marine Biology』のオンライン版に掲載されました。
詳細については,以下のプレスリリースをご覧ください。