深海底のメタンを消費する始原的な生命の代謝機構を発見
2018-09-28本学院地球圏科学専攻の力石嘉人教授(低温科学研究所)は,海洋研究開発機構,東京大学,産業技術総合研究所,ドイツ・連邦地質調査所の研究者らと共同で,黒海の深海底に棲息し,温室効果ガスである「メタン(CH4)」を高効率で消費(分解)する微生物から,アミノ酸中央代謝に関する生化学反応及び炭素12を選択的に濃縮したアミノ酸分子の炭素同位体組成を明らかにしました。
本研究成果は,2018年9月24日付け(日本時間)でScientific Reports誌に掲載されました。
詳細については,以下のプレスリリースをご覧ください。
深海底のメタンを消費する始原的な生命の代謝機構を発見~炭素12の同位体濃縮効果による地球上で最も軽いアミノ酸の形成~(PDF)
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