第10回松野環境科学賞受賞者が決定
2024-07-10環境科学院では、在学中に行った優れた研究を学術論文として発表した在学生および元在学生を表彰する「松野環境科学賞」を設けています。厳正な選考の結果、以下の4名を第10回の受賞者に決定いたしました。受賞者の皆様、おめでとうございます! なお、授賞式は、9月の学位記授与式内で実施する予定です。
栗 世学 (Li Shixue) 氏(環境起学専攻)
East Asian summer rainfall stimulated by subseasonal Indian monsoonal heating, Shixue Li, Tomonori Sato, Tetsu Nakamura, Wenkai Guo, Nature Communications 14, 5932 (2023)
近藤 研 氏(地球圏科学専攻)
Calving, ice flow, and thickness of outlet glaciers controlled by land-fast sea ice in Lützow-Holm Bay, East Antarctica, Ken Kondo and Shin Sugiyama, Journal of Glaciology, 1-13 (2023)
張 孟偉 (Zhang Mengwei) 氏(生物圏科学専攻)
Deep learning-based high-throughput detection of in vitro germination to assess pollen viability from microscopic images, Mengwei Zhang, Jianxiang Zhao, and Yoichiro Hoshino, Journal of Experimental Botany 74 (21), 6551–6562 (2023)
村田 千夏 氏(環境物質科学専攻)
Anion–π interaction inside the polyanionic Mo132O372 cage with hydrophobic inner space, Chinatsu Murata, Jaesob Shin, Katsuaki Konishi, Chemical Communications 59, 2441–2444 (2023)
参考:「松野環境科学賞について」
本賞は、本学名誉教授である松野太郎先生が2013年度ブループラネット賞を受賞された際にご寄附くださったお金を原資とし、環境科学院で優れた研究を行った在学生または元在学生を顕彰するものです。
対象は、本学在学中に行った研究について、授与年の前2年の間に査読付き学術誌に筆頭著者として論文が掲載された在学生または元在学生で、毎年4編以内の論文が選考委員会により選ばれ、賞状と賞牌および賞金が贈呈されます。
なお、候補者の選考は専攻長の推薦により実施しています。一般募集は行いませんのでご了承ください。