北海道大学 大学院 環境科学院

環境科学の座標軸を提示する

【プレスリリース】黄砂観測の判定精度向上に資する観測的手法を提案

2017-06-05

黄砂は健康への影響リスクが懸念されており、黄砂飛来の情報を正確に捉えることはとても重要です。しかしながら、気象庁が行う目視観測では黄砂を捉えきれないケースも過去にあり課題となっています。今回、北海道大学大学院工学研究院の安成哲平助教らの研究チームは、 衛星画像で北海道に到達する黄砂と思われるモヤが確認できるものの、気象庁による黄砂の観測報告がなかった2016年3月7日を対象とし、北海道大学構内(札幌市)及び滝川市での大気汚染観測機器から得られたデータ及び NASA 作成の全球グリッド再解析データを用いて、客観的手法による黄砂判別解析を試みました。研究チームには本学院地球圏科学専攻の的場澄人助教(低温科学研究所)も参加しています。 本成果は、日本気象学会の英文レター誌『Scientific Online Letters on the Atmosphere (SOLA)』に掲載されています。

詳細については、以下のプレスリリースをご覧ください。
黄砂観測の判定精度向上に資する観測的手法を提案(PDF)

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