【プレスリリース】夏場干上がった川に、冬 1 万匹の魚が戻って来た!河川管理に重要な示唆
2017-01-11本研究院の小泉逸郎准教授および本学院の大学院生らの研究チームは、夏場に水が干上がった小さな河川(大河川の支流)で魚類群集を調査し、わずか4ヵ月後の冬期には推定10,000匹の魚類が戻ってきていることを明らかにしました。この中にはニジマスやウグイのように遊泳能力が高い魚類だけでなく、フクドジョウのような遊泳能力が低いと思われる魚も含まれていました。本成果は、一見して取るに足らない小さな支流が魚類の重要な越冬場所となっている可能性を示唆しており、今後の河川管理に重要な視点を提供するものです。この成果は、日本魚類学会の英文学術誌『Ichthyological Research』に掲載されています。
詳細については、以下のプレスリリースをご覧ください。
夏場干上がった川に,冬 1 万匹の魚が戻って来た!河川管理に重要な示唆(PDF)