北海道大学 大学院 環境科学院

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【プレスリリース】小さなジャコウネズミが明かした、広大で複雑な人間活動の軌跡

2017-01-06

ジャコウネズミは英語でHouse Shrew(人家にすむトガリネズミの意)と呼ばれ、人間活動の歴史と密接に関係していると考えられる小型の哺乳類です。今回、本学院生物圏科学専攻の大舘智志助教(低温科学研究所)、鈴木仁教授(地球環境科学研究院)ら、8カ国の研究者からなる国際共同研究チームは、日本から東アフリカ沿岸に至る広域から捕獲したジャコウネズミのミトコンドリアDNAの塩基配列を解析し、その遺伝的な関係性を明らかにしました。その結果、ジャコウネズミの分布は、これらの地域間での広範で複雑な人類の移動・交流の歴史を反映していることが示唆されました。この成果は、日本哺乳類学会の英文学術誌『Mammal Study』に掲載されています。

詳細については、以下のプレスリリースをご覧ください。
小さなジャコウネズミが明かした、インド洋〜東シナ海の沿岸域における広大で複雑な人間活動の軌跡(PDF)

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