北海道大学 大学院 環境科学院

環境科学の座標軸を提示する

生命を構成する糖を隕石から初めて検出-宇宙にRNAの材料となる糖の存在を証明-

2019-12-02

本学院地球圏科学専攻の力石嘉人教授(低温科学研究所)は,東北大学,海洋研究開発機構,米国NASAゴダード宇宙飛行センターの研究者らと共に,2種類の炭素質隕石からリボースやアラビノースなどの糖を初めて検出しました。

 

リボースは核酸(RNA)を構成する主要な糖分子です。隕石からリボースなどの糖を検出したことは,宇宙にも生命を構成する糖が存在することを示す発見です。そのような糖は生命誕生前の地球にも飛来し,地球上の生命の起源につながる材料の一部となった可能性があります。

 

本研究の成果は令和元年1119 日午前5時(日本時間),米国科学アカデミーが発行する 「Proceedings of the National Academy of Sciences, USA(米国科学アカデミー紀要)」に掲載されました。

 

詳細については,以下のプレスリリースをご覧ください。

生命を構成する糖を隕石から初めて検出-宇宙にRNAの材料となる糖の存在を証明-(PDF)

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