講義情報
各年度の最新の情報はシラバスに記載しています。
授業スケジュールや配布資料についてはELMSのコースページをご参照ください。
大学院環境科学院
再生可能エネルギー総論 (大学院共通授業科目)
授業目標:再生可能エネルギー導入拡大の意義を、それぞれのエネルギー形態が持つ特徴を認識しつつ理解する。CO2削減効果を有する一方、経済性や蓄電池等の電力システムの対応の必要性、資源や生態系への影響は技術によって異なるため、賦存量評価や環境アセスメントを十分に行った上で、多角的な視点から導入を進める必要がある。本講義では国内外のこれまでの導入事例や開発経験も参考にしつつ、再生可能エネルギーの現状と課題についての総合的理解を深める。
内容
- 概要説明、地球環境と再生可能エネルギー
- エネルギー統計、エネルギーバランス表
- 演習:エネルギーバランス表の読み方
- エネルギー資源
- 再生可能エネルギーの将来見通し1
- 再生可能エネルギーの将来見通し2
- 再生可能エネルギー技術1
- 演習:太陽光・風力発電の実際
- 再生可能エネルギー技術2
- 再生可能エネルギーの電力システム統合
- エネルギー需要
- 再生可能エネルギーのコスト
- 再生可能エネルギー政策
大学院共通授業科目なので、環境科学院以外の学生も履修できます。演習課題では簡単な計算(四則演算程度)を扱いますが、文系理系問わず履修可能です。
演習では簡単なデータ分析を行いますので、Microsoft ExcelやGoogle Spreadsheetなど表計算アプリを起動できるノートPCの持参をお願いします。
講義はすべて英語で行われますが、質問などは日本語でも受け付けます。
学部全学教育科目
環境と人間 グローバル環境科学入門
授業目標:持続可能な社会や低炭素社会の構築には、私たちの周りの環境や生態についての深い理解が必要である。本授業は、環境科学を学びたい人、環境科学に興味を持っている人を対象に開講され、対象や手法、応用など、環境科学の基礎について学ぶ。授業の目標は、(1)持続可能な社会、(2)環境のリスク、(3)自然環境の多様性の3つの視点から環境を捉え、統合的に考える機会を提供することである。
内容
- 気候変動緩和とエネルギー (大城担当回)