スイスアルプス野外実習 2023年度実習報告
--北海道大学環境科学院 地球雪氷学実習--
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スイス実習・9/4


午前:Zermatt (8:00) → Gornergrat (8:33)
Gornergratから氷河・氷河地形の観察、Gorner氷河へ
午後:Rotenboden → Zermatt、以降自主研修プログラム


この日はGornergrat鉄道でZermattからGorner 氷河へ向かい、Gorner氷河の観察と周辺地形・地質の勉強をしました。



Gornergrat駅から少し歩いた展望台に行きました。朝一は人が少なかったのですが、すぐに観光客でいっぱいになりました。



展望台では各先生から説明を受けました。杉山先生からはGorner氷河が年々変化していることを、白岩先生からは周辺の地形・地質について豊かな想像力をまじえて教えていただきました。



その後はGorner氷河により近づくべくトレッキングをしました。長い九十九折りでしたが、下りなのでヘッチャラでした。
道中、杉山先生にエーデルヴァイスの在りかを教えていただきました。
僕には日本にある他の白い花との違いが分かりませんでした。高山植物修行を決意した瞬間でした。



モレーンや岩石氷河、最近できた氷河湖に近づき、この目にしっかりと氷河・氷河地形を焼き付けることができました。
僕は終始、氷河上のIce meanderingに心奪われていました。



その後は岩の上で食事を行いました。白岩先生は去年と同じ食事風景が広がっていることに感動されていました。



お昼ご飯の後はRotenboden駅へと向かいます。いくら登っても、先に緩い登り坂が見える精神を試されるルートでした。
しかし、マッターホルンは常に我々を導いてくれていました。



最後は岩の上で写真を撮りました。全員が疲れ果てていたため、
Gornergrat鉄道が我々をZermattへと帰してくれました。



下山後は翌日の各自主研修のため、チューリヒでの再会を誓った後に、
皆がバラバラになりました。

文責 田鍋 颯一

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