スイスアルプス野外実習 2017年度実習報告
--北海道大学環境科学院 地球雪氷学実習--
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スイス実習・9/5


終日:自主研修プログラム

本日のできごと

僕からは自主研修プログラム中の様子をお伝えします。

ツェルマットで解散した僕たちは、2日後にチューリッヒでの再会を約束して各地へ…。
さっきまで賑やかに過ごしていた分、ちょっと寂しいです。

しかし、まだ慣れない異国での一人旅。小冒険に胸が高鳴ります。

僕はひとまずツェルマットをぶらぶらと散策。
この町でもう少しのんびりするのもよかったかなーなんて思いつつ。
かっこいい馬車が走っていました。

そして後ろ髪をひかれつつも、僕は古都ベルンへ!



ベルンに着いたころには真っ暗になっていたので、ひとまず宿でゆっくり休み、翌朝から町を散策しました。

昨日とは打って変わり、素晴らしい快晴に恵まれました。
マッターホルン組はきっといい思いをしてるだろうなぁ…。


川沿い、すごくいい感じです。


ベルン市街が見渡せるという、小高い丘に公園があるそうなので、そこを目指します。
ちょっと汗ばむような陽気のなか、気持ちよく石畳を登っていきます。


バラ公園から見渡す、中世欧州の街並み。
ちょうどお昼どきで、あちこちの教会から12時の鐘が鳴り響いていました。
まるで物語の世界にまよい込んでしまったかのよう…。

夢のような時間を過ごしました。


バラ公園のレストランでランチ♪
ここはゆっくりと時間が流れているみたいです。


アインシュタインさんがいました。


再び街のほうへと降りてきました。
重厚さを感じるベルンの旧市街はその全体が世界遺産に登録されています。

古き良きものを大切に守りながらも、いまの暮らしが息づいている街。
そんな街だからこその美しさを全身に感じながら、散策を楽しみました。


甲冑姿の像。その足元には、ベルンのシンボルである熊を見つけました。


ベルン市民の誇り、ベルン大聖堂。荘厳です。


昼下がり。
短い時間ながらもベルンを堪能した僕は電車へ。

なつかしの(?)チューリッヒを通過して、さらに東へ進出します。
湖がすごくきれいでした。


降り立ったのは、バード・ラガツというちいさな町です。

ここは古くからの温泉街や鉱石の採掘地として有名です。
すぐ近くにはマイエンフェルト(ハイジ物語の舞台)もあり、歴史ある観光地ともいえるでしょうか。

今日はこの町に泊ります。


今日のお宿。素敵です。

古い宿屋という感じで、中に入ると如何にも!な感じのオヤジが出迎えてくれました。

田舎に来るといよいよ英語も通じにくく、拙いドイツ語と身振り手振りを駆使してのコミュニケーション。
けれども、スイスのお人はとても気のいい方が多いおかげでしょうか。
お互いに不器用ながらも楽しく会話ができた気がします。

やっぱり旅はいいものですね。

お部屋も食事も素晴らしいもので、あこがれの欧州を堪能できた自主研修でした。

文責 岡野 瑞樹

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