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筑波PF

試料挿入口径が1.9 cmしかないので注意。 (93 KB)

BL9Aによる軟X線測定

筑波の高エネ研での実験風景10年01月27日水曜日のBL-9Aより。課題番号:2008G024、課題名:XAFSによるクエン酸安定化Cu-Pdクラスター触媒とオレイルアミン安定化Cu-Pdクラスター触媒の構造解析の用務で、01月27日水曜日09時から28日木曜日09時まで実験。名大の清水先生指揮のもと念願の軟X線(SX)モードで、PdのLIII端のXANESを測定する。入射側I0電離箱からライトリル電離箱までの間が、すべてHeガスでパージされているのが特徴。これにより軟X線の空気による吸収を回避し、バナジウムのような低エネルギーでK殻電離する原子を測定する事が可能になる。ただし、I0電離箱のガスは30%N2、70%Heで固定され、変更はできないので、測定できる元素は限定される。予約が殺到し、中々ビームタイムを頂けないのが難点。