スイスアルプス野外実習 2016年度実習報告
--北海道大学環境科学院 地球雪氷学実習--
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スイス実習・9/3


終日:Rhone氷河にて観測実習(氷河までバスで移動)
夕食後:データ処理・解析、観測打ち合わせなど

本日のできごと


今日はローヌ氷河から流れる川の流量を測定します。晴天の中1日がスタートしました。バスに乗って、谷の下に見えているグレッチという街に向かいます。



橋の上から川に流量計を下ろして流量の測定を行いました。水面まで距離があるため、できる限り手を伸ばして頑張ります。


写真では伝わりにくいですが、川の流れはかなり速く、水深も50~60 cmあるため、川幅が広い場所では川に入って測定することができませんでした。
また、水温も低いため、誤って落下しないよう、気をつけながら取り組みました。


川沿いのハイキングコースや藪の中を歩き、何か所かある測定場所まで向かいます。ハイキングコースは放牧されている牛の糞がたくさん落ちていたので、踏まないよう、転ばないよう、注意しながら歩きました。
藪の中は、メンバーを見失わないよう気を配りながら、道なき道を進みました。


川幅が狭く浅い場所では、ウェダーを着用し、直接川に入って真上から測定を行いました。


ローヌ氷河を下から見た様子です。氷河は直接見えませんが、岩肌の上に氷河と氷河湖が広がり、下の川に水が流れてきています。


この日の夜ごはんはチーズフォンデュでした。スイスのチーズフォンデュにはトマトやズッキーニ、フルーツを入れるそうです。
同じ場所で観測を行った、ETHの学生さんたちと共に1日を振り返りながら夕食を楽しみました。明日は観測最終日、頑張りましょう。
文責 宮本 春奈

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