スイスアルプス野外実習 2015年度実習報告
--北海道大学環境科学院 地球雪氷学実習--
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スイス実習・9/10


午前 : Rhone氷河での観測結果発表会
午後 : 大村纂教授の講義、夕食会 in ハインツ・ブラッター教授宅

本日のできごと



この日の午前中は、ローヌ氷河で観測した結果の発表会でした。
今年は、GPS班、ドローン班、水位班、水質班の4つのグループでそれぞれ発表しました。 各グループとも一晩で準備したとは考えられないような素晴らしい発表で、活発な質疑応答もなされました!
地球温暖化による氷河の縮退が、自分の予想以上に進んでいることを改めて学びました。
また、氷河付近で起こっている気象現象や氷河湖の水位変化の複雑さについても学ぶことができました。



午後からは、スイス連邦工科大学の大村纂名誉教授の講義を受けました。
大村先生は、氷河と気候変動の関係を地球の熱収支の観点から研究しており、極地研究の第一線で活躍している日本人研究者です。 大村先生からは地球の熱収支の基礎を英語で教えて頂きました。
講義の最後の方で大村先生からメッセージを頂きました。「プロフェッショナルを目指すのに大切なことは、ただ知識の量を増やすことではない、常日頃から物事を深く考える癖をつけることだ!」 この言葉を胸に刻んで、これからも精進していきたいです!



今晩は、ハインツ教授のお宅で夕食です!
ハインツ先生一家は、気持ちのいい笑顔で私達を迎い入れてくれました。暖かい歓迎を受けて、嬉しさでいっぱいでした。




手料理はどれも美味しいものばかりでした。みんなで楽しみながら食事することで、料理の美味しさが倍増して食べ過ぎてしまいました(笑)。幸せもお腹もいっぱいの夜でした。 本当に、牧和幸せ(ぼくはしあわせ)です。
文責 牧 和幸

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