スイスアルプス野外実習 2019年度実習報告
--北海道大学環境科学院 地球雪氷学実習--
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スイス実習・9/3


終日: 自主研修プログラム

本日のできごと(9/2午後)

自主研修1日目

ツェルマットでの最後の野外行動が終わった後、神田君と海外初体験の2人でローザンヌへと向かいました。
道中では氷河特急に乗りながら、行く予定の場所をすべて回るプランを四苦八苦品しながら立て、
疲れて神田君は夢の中へ。



丁度夕日が照らす17時ころ、青く輝くレマン湖と世界遺産にも登録されている湖畔のブドウ畑が見えてきました。
車窓から見渡すばかりに広がるブドウ畑ではブドウの木が整然と並んでおり、
レンガ色の屋根と白い壁、青い湖と共に夕日に照らされ、とても綺麗でした。

そしてローザンヌに到着。帰宅ラッシュの時間ともあり多くの人でにぎわっていました。
ここでもトラムに乗りいざ宿へ。駅から15分ほど離れたバス停に到着。ホテルへの道を調べていると、
ちょび髭をはやした紳士と女性にフランス語で話しかけられ焦る2人。
「I’m OK!!!」と言ってその場を乗り越え、10分ほど歩いて宿へ到着
(後で調べたところ、どうやら道に迷ってるのかいと声をかけてくれたようです。ステキ)。

今回初海外の2人は某予約サイトB○○king.c○mで宿をとったのですが、
これがとても変わった場所を予約してしまいました。
日本ではあまりなじみのないアパートメントというタイプの宿で、管理人と鍵の受け渡しをするだけで、
宿自体はアパートを借りるような形をとります。問題は寝室が屋根裏部屋があることで、
そういった狭い場所が苦手なためリビングのソファーで2日間寝ました。


自主研修2日目(9/3)
朝起きてオリンピックミュージアムへ!
入り口から入ると運動着姿の子供がたくさんいました。
中は3フロア構成でオリンピックの歴史、各国のオリンピックの文化、アスリートの使った道具などからなっており、
最終フロアには協議を体験できるフロアが広がっていました。
印象に残ったのは歴代の聖火を運んだトーチやメダルの展示で、各国の文化を反映したデザインが施してあり美しかったです。



午後からは瓢子君と合流し3人でジュネーブの文化を学びに。
そしてついたのは国際連合ジュネーブ事務局。
正面広場には壊れた椅子のオブジェが。この壊れた一本の脚は地雷やクラスター爆弾への反対を表す象徴である。



見学ツアーの入り口では強面の銃を携帯した警備員と空港並みのセキュリティーチェック。
ナイフを持ち歩いてたので警備員に持ち込めるか聞いたら、プレゼントありがとうってジョークを言ってくれる気さくな方々でした。
職員は色々な国の人がおり、日本では珍しい多国籍の空間がとても新鮮でした。
解説は英語で行われ、会議場や審議を行う場所の説明や、国連の成り立ちを説明してもらいました。(写真はよくテレビで見る会議場。)

文責 渡邊 裕

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