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理念と特色 理念

環境科学院を設立するにあたって

 地球環境が破壊されつつあります。地球温暖化、環境ホルモン、オゾンホールによる紫外線増加、大気汚染と酸性雨、海の富栄養化、さらに水資源枯渇といった人類共通の問題に私たちは直面しています。これらの問題には、生態系とそれ以外の地球系、さらにその間の相互作用が鍵となるのです。問題の解明と解決には、既存学問領域を超えた協力が必要です。これらの重要かつ緊急の課題に取り組む研究者及び高度専門職業人を養成していくために、環境科学院を設立することにしました。

 前身の地球環境科学研究科では、これまでも地球環境科学を形作る学問領域に基盤をおいて、低温科学研究所・電子科学研究所触媒化学研究センターなどと協力しながら、地球環境問題の解明と解決をめざす教育研究を続けてきました。一方、水産科学研究院北方生物圏フィールド科学センターにおいても、地球規模の環境問題と地域への影響に関する教育を進めてきました。北海道大学では、これらの教員を一同に集め、さらに防災科学研究所の協力も得て、現代にもっとも必要とされる教育を行う体制、すなわち「環境科学院」を設立したのです。

 この学院の特徴は、問題解決型・目的指向型・分野統合型の「環境起学専攻」を持ち、それが環境科学の基盤となる学問領域を担当する「地球圏科学専攻」、「生物圏科学専攻」および「環境物質科学専攻」と相互に啓発するところです。地球規模の環境問題を解決するため、地球環境のしくみを解明し、またその影響を大きく受ける生物生産との共生を探り、さらに持続可能な社会システムの構築を目指します。

 このような教育体制は、地球環境科学研究院低温科学研究所が遂行している21世紀COEプログラム「生態地球圏システム劇変の予測と回避」拠点の研究活動を、大学院生の教育において具現化するものです。これからの地球を担う人材育成に力を結集していく決意を新たにして、教育に取り組んでいきます。

環境起学専攻

環境問題の解決を目指す君に。

地球圏科学専攻

雪と氷と海と空を知ろう。基礎科学から自然災害研究まで。

生物圏科学専攻

生物圏の研究なら、我が国最大のフィールドサイエンスの拠点で。

環境物質科学専攻

グリーンケミストリー/環境修復・浄化プロセス/生物資源利用


本学院の特色


  • 地球温暖化など、現在、進行中の環境問題に取組む人材を養成する。
  • 地球をシステムとしてとらえ、地球規模の環境問題解決に取組む。
  • 環境に影響される一次産業との共生と、持続可能な社会システムの構築をめざす。
  • 卓越した「21世紀COEプログラム」拠点で、若手研究者を育てる。
  • 地球科学、生態学、物質科学、農学、水産学で、世界トップクラスの教員を擁する。
  • 学生の教育を軸にして、北大で最初の学院という教育組織を設立。
  • 北海道の自然に根付いた世界最大規模のフィールド科学施設を活用。
  • 博士後期課程志願者から「21世紀COE」リサーチアシスタントを募集。

専攻構成


目的指向型専攻と基盤学問分野専攻が互いに支え合う

「環境起学専攻」地球環境の緊急課題の解決を目指す目的指向・分野統合型の専攻
「地球圏科学専攻」「生物圏科学専攻」「環境物質科学専攻」環境科学の基盤学問領域を担当

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