ESS Seminar ,April 19 (Fri)
2019-04-02環境起学専攻学生および教員の皆さま
Dear all,
Please be informed about ESS Seminar ,April 19 (Fri) 2:45pm – 4:15pm D101.
研究院アワー (ESS Seminar)のお知らせです。
April 19 (Fri) 2:45pm – 4:15pm D101
場所: 地球環境科学研究院D棟101号室
講演者: 大竹 秀明氏
(産業技術総合研究所 太陽光発電研究センター 研究員(本学院OB))
座長: 藤井 賢彦 (環境起学専攻 准教授)
講演題目:エネルギーマネジメントにおける気象データの利活用 (Title: Solar and wind power resources and forecasting technology)
Note: This seminar will be held in Japanese. If you prefer English version, please join a relevant seminar which will be held from 4:30pm to 6pm on April 19 at Room D201.
要旨:
近年、国内では太陽光発電、風力発電などの再生可能エネルギーが大量に導入さ
れている。太陽光発電は天候により出力が左右されるため、電力需給を保つため
には、気象予報技術を活用したエネルギーマネジメントが欠かせない。現在、電
力会社の中央給電指令所においても気象予報データを活用した太陽光発電の出力
予測情報を踏まえた、電力需給の運用を始めているところである。しかし、予測
が大きく外れることもあるため、予測誤差の議論も並行して進められている。
また、現在科学技術振興機構(JST)のCREST EMS事業*1の中では予測データを蓄
電池、送電線、配電、電力需要、電力市場などの様々な分野での活用が検討され
てきている。気象予報技術、気象データは自然災害からの防災のためのデータと
しての活用から、エネルギーマネジメントの分野では、異分野と連携すること
で、予測データの新たな価値創出やインパクト評価もなされ始めている。本講演
ではJSTのCREST HARPS*2での気象データの将来の活用先、研究における活用例な
ども紹介する。また、太陽光発電まわりの課題(安全性など)も含めて講演を行
う予定である。
*1https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/research_area/ongoing/bunyah24-1.html
*2http://harps-crest.jpn.org/
連絡先/Contact: Dr. Masahiko Fujii ( E-mail: mfujii@ees.hokudai.ac.jp )
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藤井 賢彦
〒060-0810 札幌市北区北10条西5丁目
北海道大学大学院地球環境科学研究院
Masahiko Fujii
Faculty of Environmental Earth Science
Hokkaido University
N10W5, Kita-ku, Sapporo, Hokkaido 060-0810, JAPAN
Tel/Fax: 011-706-2359