また、将来、学生が研究者になった時には、研究助成の申請書や報告書を通して研究が評価されます。学生時代から、そのような社会の荒波に備えて、申請書や報告書を書く能力を育成する必要があります。このことから、「人材育成プログラム」では、例えば、博士後期課程の学生を、毎年リサーチアシスタントとして採用し、専門を深めてもらうと同時に、将来に不可欠なスキルを獲得してもらうようなプログラムなどを実施することになりました。このような人材育成プログラムを修了すると、「統合フィールド環境科学修了書(Diploma
of Integrated Field Environmental Science)」が授与され、チームワークや文書作成能力、専門性を携えた球科学・生態系科学分野の研究者や実務者であることが証明されます。