Global Approach Modular Experiment （GAME）参加者募集
GAMEとは？
地球規模で進行する環境変動に対する生態系や生物群集の反応を理解するため、世界の学生が各地で同じデザインの実験に取り組み、その結果を比較することにより、一般性と特異性を検討します（「モジュール実験によるメタ解析」）。
次期プログラム(2012年3月～12月)の研究課題
“Do adverse conditions during transport select for stress-tolerant genotypes in founder populations of non-native invertebrates”という全体研究テーマです。海洋の移入種問題について、「移入種は輸送中の強い選択圧を受けるため、移入先でも環境汚染に耐性が高い」という仮説を検証します。沿岸に生息する無脊椎動物（二枚貝やホヤ類など）を対象に、飼育実験を通じて仮説検証を行います。
スケジュール
- 2012年3月：ドイツ・キール大学で事前講習を受けます（4週間）
- 2012年4月～9月：厚岸臨海実験所にてドイツ人のパートナーと2名1組で課題研究を実施します
- 2012年10月～12月：キール大学にて、データ解析と論文執筆を行います
募集人数：
1名（環境科学院および農学院環境資源学専攻の修士課程あるいは博士課程に在籍する大学院生、および来年度入学予定者）
問い合わせ先：
仲岡雅裕（北海道大学北方生物圏フィールド科学センター厚岸臨海実験所：大学院環境科学院生物圏科学専攻） nakaoka"at"fsc.hokudai.ac.jp ("at"=@)
参加募集要項 (0.4MB)
