グローバルCOEプログラム「統合フィールド環境科学の教育研究拠点形成」
北海道大学大学院環境科学院/農学院
本公募は締め切りました
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平成20年11月 6日 関係大学長 関係大学部局長 殿 関係機関長 北海道大学大学院地球環境科学研究院長 岩熊敏夫 教員の公募について(依頼) 謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 さて、このたび本研究院では下記の要領により統合環境科学部門の教員を公募いたします。つきま してはご多用のところ誠に恐縮でございますが、貴所属関係の方々へご周知いただくとともに、適任 者のご推薦を賜りますようお願い申し上げます。 敬白 記 1.公募人員・職種: テニュア・トラック特任准教授もしくはテニュア・トラック特任助教の計2名 当初の任期は平成25年3月末日まで、グローバルCOE特任教員として雇用されます。 本公募は、Tenure Track制度に基づき、当初の任期内に審査を経て准教授(任期なし) となります。 2.所 属: 大学院地球環境科学研究院 統合環境科学部門 3.教育担当: 大学院環境科学院 環境起学専攻 4.専門分野:環境科学(地球科学、生態科学、物質科学など)の分野での研究の経験と専門性に立脚 し、観測・調査やモデリングを通じて、気候システムの動態、地球規模環境変化に対 する生態系の挙動および物質循環の役割、環境修復法の開発・応用、あるいは環境変 動の社会影響という異分野との統合を目指した研究や教育に、意欲を持って取り組む 方を募集します。グローバルCOEが推進する研究活動や人材育成プログラムにも積極的 に関わっていただきます。応募者は博士号を有するか取得見込みであること、または それと同等以上の研究歴・職歴を有することを条件とします。 5.応募書類:(1)履歴書 (2)研究業績目録(原著論文(査読付き)、著書・総説、その他に分類してください) (3)主要論文別刷またはコピー(5編以内) (4)研究業績・上記の専門分野に関わる実績(2000字程度) (5)上記の専門分野に関わる研究と教育の計画および抱負(2000字程度)。 (6)所見を求めることのできる方2名の氏名と連絡先 6.公募締切: 平成20年12月1日(月)必着 7.着任時期: 平成21年4月1日までのできるだけ早い時期 8.応募書類送付先:〒060-0810 札幌市北区北10条西5丁目 北海道大学大学院地球環境科学研究院長 ※郵送の場合は、書留で封筒の表に「テニュア教員公募関係」と朱書きすること。 9.問合せ先: 北海道大学大学院地球環境科学研究院 統合環境科学部門長 池田元美 Tel: 011-706-2360, Fax: 011-706-4865, mikeda"at"ees.hokudai.ac.jp なお、グローバルCOEに関しては、 グローバルCOEプログラム 拠点リーダー 山中康裕 Tel: 011-706-2363, Fax: 011-706-4865, galapen"at"ees.hokudai.ac.jp 10.その他: ●地球環境科学研究院では、優秀な若手研究者に活躍する場を提供することを目的として、 Tenure Track制度を導入しています。本研究院は、環境科学院の教育を行う主たる組織であり、 環境科学院と農学院環境資源学専攻は、本グローバルCOEプログラム「統合フィールド環境科学 の教育研究拠点形成」(平成20〜24 年度)を推進しています。 ●当初はグローバルCOE特任教員としてプログラムの中で海外観測留学生推進室(室長:杉本敦子 ・石川守)、統合モデリングタスクフォース(責任者:山中康裕)等の研究チームのひとつに属し、 その責任者のもとで拠点形成活動を行い、その成果を以ってTenureを得た後は、本研究院の重 要な一翼を担うメンバーとなっていただくのが理想です。異分野との統合を目指す研究は、異 分野研究者との協力を含め、自由な発想で進めることを期待します。 ●統合環境科学部門には、山崎孝治(気候変動解析)、露崎史朗(植物群集生態学)、渡辺 豊 (地球化学)、東 正剛(動物生態学)、豊田和弘(地球化学)、田中俊逸(環境修復)、古月 文志(環境メディシン化学)、新岡 正(環境医学)、蔵崎正明(環境医学)、南川雅男(地 球化学)、廣川 淳(大気化学)、沖野龍文(海洋天然物化学)、池田元美(極域気候学)、 小野有五(環境学)、藤井賢彦(環境資源学)の教員が属しています。 ●大気・陸面・海洋・生態系や物質循環、環境物質科学、環境学など環境科学院で行われている 大学院生の教育を担当していただきます。環境起学専攻では新しい学問体系として環境科学を 起こすことを目指し、いくつかの学問領域を合わせて、「地球温暖化」などの環境問題の解決 に向けた教育に取り組んでいます。 ●採用者の職種は、本人の研究歴・職歴によって決めます。また、グローバルCOE特任教員として の研究活動や教育活動(コーディネートを含む)のエフォート率(時間の割合)は、本人の希望 を聞いたうえで調整を行います。 ●グローバルCOE特任教員には、グローバルCOEに定められている「若手研究者の自発的研究活動」 として年間80万円程度の研究経費が用意されています。また、科学研究費補助金やその他の研 究助成に応募できます。 ●本募集は、本研究院によるグローバルCOE特任准教授もしくは特任助教8名、および、北海道大 学北方生物圏フィールド科学センターによるグローバルCOE特任助教1名(国際プロジェクト推進 室担当)との公募に対する重複応募を妨げません。 ●環境科学院に関してはホームページ http://www.ees.hokudai.ac.jp/、環境起学専攻に関しては http://www.ees.hokudai.ac.jp/division/kigaku/、そして、 本グローバルCOEに関しては http://www.ees.hokudai.ac.jp/gcoe/ を参照下さい。