IFES-GCOE グローバルCOEプログラム 「統合フィールド環境科学の教育研究拠点形成」
         北海道大学大学院環境科学院/農学院環境資源学専攻

自由人材育成プログラム「遺伝的多様性を生物生産に生かす人間の知恵」参加者募集


環境科学院および農学院(環境資源学専攻)の皆様

北海道はきらら397以降、次々と良食味米を育成しています。GCOEの人材育成自由企画において、北海道で米の品種改良に取り組んでいる上川農業試験場(きらら397やゆめぴりかを育成)と中央農業試験場(ゆきまるやななつぼしを育成)にでむいて、多様な遺伝資源を育種や生産技術への活用について勉強する機会を設けました。また稲作専門の先生方と北大内でのセミナーを行う機会も設けました。関心のある方は8月27日(土)までに下記・荒木教員に申し込みください。

企画1:上川農試験(募集人数約30名)


テーマ:食味育種の実際と同質遺伝子系統を活用したイモチ病抵抗性の向上
日時:9月5日(月曜)8:30出発 18時頃戻り
交通:借り上げバス 北方生物圏フィールド科学センター前集合 バス代無料
弁当:持参 昼食希望者は要連絡(500円 できれば22日までに連絡)
昼に「ゆめぴりか」試食があり(若干量)
スケジュールとプログラム
8:30 北大北方生物圏フィールド科学センター前発
10:30 上川農試験着 場内見学
12:00 昼食
13:00 セミナー
1)温暖化と稲作(北大FSC客員教授 高橋能彦)
2)北陸でのコシヒカリBLの展開(新潟大学客員教授 星 豊一)
3)耐冷性の品種改良(上川農試水稲G 吉村 徹)
4)食味の品種改良(上川農試水稲G 粕谷雅志)
5)先端技術の事業育種での活用(上川農試水稲G 品田博史)
16:30 バス発 18:30 札幌着

企画2:中央農業試験場(募集人数 約5名)


テーマ:食味育種および遺伝子組換作物との交雑防止
日時:9月6日(月曜)9:00出発 13時頃戻り
交通:レンタカー 北大北方生物圏フィールド科学センター前集合 交通費無料
9:00 北大北方生物圏フィールド科学センター前発(レンタカー)
10:00 中央農業試験場岩見沢試験地着
  場内見学
  意見交換(上記テーマ)
北海道は食の安心安全条例の精神ももと、道内に遺伝子組換(GM)作物が導入された場合に、GM作物の花粉と近縁植物との交雑防止基準を定めるために、一連の試験を実施しました(H18-20年)。稲については中央農業試験場で貴重なデータをだしました。
12:00 中央農業試験場岩見沢試験地着
13:00 北大着

企画3 大学院生のセミナー(募集人数2~3名)


日時:9月6日(火曜)15時から フィールド科学センター図書室
稲作や稲育種の専門家である高橋・星先生を交えたセミナーを行います。途中でも結構ですので、自身の研究を発表してみてください。1課題30-40分(発表質疑込み)



参加希望の方は8月27日までに担当教員にメール連絡ください。
氏名・専攻・コースや研究室・電話・電子メールおよび参加する企画
担当教員(生物圏・耕地圏コース担当・荒木 肇)
TEL Fax 011-706-3645   araki"at"fsc.hokudai.ac.jp ("at"=@)

 

北海道大学グローバルCOEプログラム「統合フィールド環境科学の教育研究拠点形成」