IFES-GCOE グローバルCOEプログラム 「統合フィールド環境科学の教育研究拠点形成」
         北海道大学大学院環境科学院/農学院環境資源学専攻

GCOE人材育成自由企画 「エゾシカ保護管理と希少猛禽類保全の両立を図るためのセミナー」(第4回目)のお知らせと参加者募集

増え過ぎて様々な問題を引き起こしているエゾシカと、減り過ぎて絶滅危惧種
として保護増殖が図られているシマフクロウ・オジロワシ・オオワシの、両極
端の保護管理の両立を図る4回シリーズのセミナーで、第1回(6月28日)第2
回(10月3日)
第3回(11月13~15日)に引き続き、第4回目のセミナーを以
下の要領で開催します。奮ってご参加ください。

日時:2010年2月20日(土)10~17時
場所:農学部N11講義室
アドバイザー:竹中健氏(シマフクロウ環境研究会)中川元氏(知床博物館)
白木彩子氏(東京農業大学)梶光一氏(東京農工大学)宇野裕之氏(北海道環
境科学研究センター)
ワークショップファシリテーター:今榮博司(本セミナー世話人)

今回のセミナーは二部構成です。第一部で「保護管理の両立を図る」取り組み
を行い、第二部ではこれまでの4回のセミナーを振り返って「野生生物保護管
理における合意形成とファシリテーションの可能性」について議論していきた
いと考えています。

第一部は10~15時です。
これまではエゾシカと希少猛禽類の保護管理の両立に関して、参加者の皆さん
が学んだことを中心にいろんな意見を交換したりすり合わせたりしてきました。
その中で初めて聞く情報や視点もあったため、議論が深まらなかった点もあっ
たと思います。
第4回では、これまで学んだことを踏まえて、改めてエゾシカと希少猛禽類の
保護管理の両立を目指す上での問題点は何かを議論し、その問題構造を参加者
の皆さんと共同で明らかにしていきたいと考えております。その上で、どのよ
うに取り組むべきかを考えていきたいと思っています。

第二部は15:20~17:00です。
セミナー全体を振り返り、当分野の合意形成のあり方を整理していきたいと考
えています。これまでの取り組みの問題点や利点、ファシリテーションの限界
や可能性などについて議論できればと思います。

これまでの取り組みのまとめとなる第4回のセミナーに、ぜひともお越しくだ
さいますよう、お願い申しあげます。

申し込み、問い合わせ、及び連絡先:今榮(いまえ)博司(農・森林政策D3)
農学院N309号室、内線2514、(メール)imae◆for.agr.hokudai.ac.jp
◆=@

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