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教員紹介のページ

 

これまでの研究歴を紹介します。東京大学大学院在学中は、淡水産ラン藻の酵素阻害物質を探索し、多くのペプチド性化合物を単離・構造決定しました。その後新技術事業団創造科学技術推進事業伏谷着生機構プロジェクトに参加し、主にフジツボ幼生の着生阻害物質を海綿およびウミウシよりイソニトリル基などを有するテルペン類を単離しました。1995年10月に宇都宮大学農学部に着任し、ラン藻からの天然物探索研究に復活しました。その間の1998年9月から2000年8月まで米国オレゴン州立大学のGerwick教授のもとに滞在し、海洋ラン藻のナトリウムチャンネルに活性を示す化合物を得ました。2001年9月に北海道大学に着任しました。その後研究室紹介のページに記載されている内容の研究を進めています。2010年4月から9月まで米国スクリプス海洋研究所のMoore教授の下で放線菌のバナジウム依存型クロロペルオキシダーゼの研究を行いました。最近の主な論文はこちらをご覧下さい。

  ところで、実は高校卒業までは札幌で育ちました。(生まれは京都)札幌出身を言い訳に泳ぐのが不得手でしたが、大学時代に水に親しむようになり、スキューバダイビングを通して海の生物と仲良くなってきました。スキーも下手でしたが、東京ではいい気になって滑っていました。

 2度目の札幌生活も長くなってきましたが、札幌の良さをあらためて感じています。少し足を伸ばすと有名観光地やスキー場はもとより様々な雰囲気を楽しめるキャンプサイトも多数あります。大自然に近接した大都会はほんとに住み良いところです。また、北海道大学もその大都会の中心部に隣接していながら、緑豊かなキャンパスの落ち着きは日本一です。 この良い環境で、新しい研究に取り組んで行きたいと考えています。道内の方はもとより、道外の方も大学院生活を札幌で送ってはいかがでしょうか。



連絡先
メールまたは電話で (011)706-4519
見学も歓迎
地球環境科学研究院実験棟23室

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沖野 龍文