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     カーボンナノチューブを用いたロードヒーティング  

                      
北大で生まれたカーボンナノチューブ
Carbon Nano Tube 均一分散の技術

温度分布図
カーボンナノチューブ (CNT) は、炭素が網の目状の筒になった材料です。

北海道大学 創成研究機構 特定研究部門 古月 文志(ふうげつ ぶんし)教授は
約8年前、 実用化の鍵となる CNT を均一に分散させる技術を開発しました。

丈夫で熱・電気伝導性に優れているため 「夢の次世代素材」 として、
様々な 分野での実用化が期待されています。


正門前のロードヒーティングは、この北大で生まれたカーボンナノチューブ (CNT)
均一分散技術を応用し、 CNTでコーティングした繊維で織った発熱布が使われています。

この開発は産官学連携、地域連携で進められ、 発熱布が使われている融雪マットは、経済産業省 平成 20 ・ 21年度 地域イノベーション
創出研究開発事業 「カーボンナノチューブのコーティング技術による新規導電繊維の研究開発」 の支援により、実用開発にいたりました。
北海道の環境に適したエコロードヒーティングとして期待されており、北大構内での評価を進めています。

 
road heating system image