雪氷・寒冷圏科学コース

雪氷・寒冷圏科学コース
地球環境は、主に太陽からの入射エネルギーによって維持されているが、その入射エネルギーは、地球表層を覆う白い物体、即ち雲と雪氷によって絶妙に調節されている。しかし、過去に何度も繰り返し起こった氷期のように、地球の自己調節の結果として気候が自然変動しているにもかかわらず、未だそのメカニズムが解明されていない。一方、人為起源による近年の地球温暖化に伴って、一番変化するのが雪氷圏である。この変化しつつある雪氷圏の最前線に立って、雪氷圏の現状を実感することが地球環境を学ぶ我々にとって必要なことであろう。本コースは、赤道・熱帯圏と対をなして、地球環境の調節・維持に重要な役割を果たしている、南極や北極を含む地球雪氷圏現象の謎と驚異、そして人間生活と雪との関わりについて、体験学習をも併用しながら総合的に理解することを目的とする。これまで、雪や氷に触れる機会の無かった多くの学生諸君、あるいは、将来、極地研究の専門家を目指す学生諸君にとって、魅力あるカリキュラムを提供する。

北海道大学 大学院 環境科学院 / 地球環境科学研究院