スイスアルプス野外実習 2022年度実習報告
--北海道大学環境科学院 地球雪氷学実習--
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スイス実習・9/5


午前: Zermatt (8:00) → Gornergrat (8:33)
Gornergratから氷河・氷河地形の観察、Gorner氷河へ
午後: Rotenboden → Zermatt、以降自主研修プログラム

本日はZermattからGorner氷河へ向かい、氷河地形の観測を行いました。

非常に天気が良く、麓からマッターホルンの東壁が見えました。
Gornergrat駅では併設されたカフェで各自朝食をとりました。


再集合をして、Gorner氷河を右手に見つつ、地質図を左手で持ちつつ、杉山先生と白岩先生から短い講義を受けました。
造山運動によりアフリカプレートの岩石やオフィオライト帯が山頂付近に見られる雄大な光景です。


ここから、写真中央の氷河湖の右側に見えるモンテローザヒュッテの方向に足を進めます。
岩石氷河やモレーンなど、特徴的な氷河地形が段々と近づいてきました。
珍しい蛇紋岩を探すことに皆集中していました。


氷河によって削られた岩の上で昼食をとりました。
本日が皆でいただく最後の昼食となりました。
Gorner氷河の内部では水が轟々と流れる音がしていました。


昼食後はRotenboden駅を目指します。かつては写真の地点にも氷河が流れていたとは驚きです。


Rotenboden駅の前、自分たちが見つけたお気に入りの蛇紋岩と1枚。
本日は終始天候に恵まれました。
ここからは自主研修プログラムということで、登山鉄道で直接Zermattに帰る人、少しハイキングをして戻る人などなど…。

私は明日、早朝からMatterhornのヘルンリ小屋まで登山します!

文責 萩原 春妃

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