スイスアルプス野外実習 2014年度実習報告
--北海道大学環境科学院 地球雪氷学実習--
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スイス実習・9/9


終日:自主研修プログラム

本日のできごと

【ドイツ国鉄の普通列車】

自主研修2日目はドイツ・Grenzach-Wyhlenからドイツ国鉄でBaselへ。
未明にテニスの全米オープン決勝を見ていたのでやや眠気が残っていました。
普通列車でBaselに向かいましたが日本よりも乗り心地がよく驚きました。
Baselはドイツ・フランスと接しており、三国の国鉄の駅舎がそれぞれあります。
ドイツ側の駅は「Basel Bad Bf」。スイス国鉄と比べると人が少ないですね。
駅にはCOOPが隣接しており、昼食・夕食はそこで調達しました。



【スイス-ドイツ-フランスを徒歩で越境】

午前中は徒歩でスイス・ドイツ・フランスを徒歩で越境することにしました。
スイス-ドイツの国境では車両用のセキュリティチェックがありますが、
歩行者についてはノーチェックで通過できます。



ドイツ側のWeil am Rheinには「Rhein Center」というショッピングセンターがありました。スイスと比べると物価が安いため、わざわざBaselから買い出しに行く人もいるようです。人の行き来が多かったのも納得です。センター内に3カ国の国旗が飾っていました。


スイス-ドイツ-フランスの国境付近の地図。
本当に隣町を越える感覚で越境できちゃいます。


こちらはドイツ-フランスの国境。ライン川を挟んで三カ国橋(Dreiländerbrücke / Passerelle des Trois Pays)が架かっており徒歩もしくは自転車で越境できます。フランス側はHuningueという街でスイス、ドイツと比べると物静かな印象を受けました。


BaselもZurich同様にトラムが発達していました。美術館や博物館が非常に多い印象を受けました。この写真は個人的に印象に残った「ティンゲリーの噴水」。時計の街Baselにふさわしい機械をモチーフにした噴水でした。

【弾丸リヒテンシュタイン巡り】

午後はRheinfeldenという街でビール巡りを計画していましたが、Zurich行きの列車の中でふと、「せっかくだからこの機会にリヒテンシュタインに行きたい」と思い、行き先をリヒテンシュタイン近くのSargansに変更。15:00頃にSargansに到着後、急いでリヒテンシュタイン行のバスに乗車(スイスパス使えます!)。切手博物館の閉館40分前に首都Vaduzに到着しました。


目的の切手博物館に入場できてホッとしました。館内では切手コレクションや切手製造に用いる原版を見ることができました。ちなみに、観光案内所で3スイスフランほど払うと入国記念のスタンプをパスポートに押してもらえます。帰り際に郵便局で実家宛に葉書を送りました。写真は観光案内所です。


リヒテンシュタインの滞在時間は2時間ほど。行った場所は案内所→切手博物館→郵便局のみでしたが、滅多に訪れない国に行けただけでも満足しました。宿泊先のGrenzach-Wyhlenに戻ったのは22:00頃。合計4カ国巡ったので流石に疲れました。SargansからBasel直通の列車があって良かった~。
文責  鉤谷 豪志

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