スイスアルプス野外実習 2008年度実習報告

−−北海道大学環境科学院 地球雪氷学実習−−
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スイス実習・9/11〜12

チューリッヒでの観測データ解析・発表

9月11日


2日間、各自で自由に過ごしたあと、集合場所へ向かう。 場所はわかりにくい場所であり、みんな時間ギリギリでの集合であった。

午後からは明日のプレゼンに向けての資料作り。 以下の4つのテーマが与えられ、2人ずつに分かれて準備を進めた。
 ・氷河脇ステーションの気象データ
 ・ボアホールに沈めた水圧センサー
 ・GPSを用いた表面地形測量
 ・GPSを用いた氷河表面流動速度測定
ローヌ氷河においてわれわれが行った測定に加え、2ヶ月前から測定をしていた先輩からデータを貰い、解析を行った。 3人の教官には、つきっきりで4つのグループの面倒をみていただいた。

テーマに分かれて解析/資料作り

夕方までには終わる予定であったが、そのようにうまくはいかず、ホテルに戻ってからも各グループ準備をしていた

9月12日

翌日は朝から講義室において発表を行った。
プレゼンテーションの様子

・氷河の融解について(齋藤 山本)
・ローヌ氷河における水圧の変化(福田 平野)
・2008年ローヌ氷河におけるRTK-GPS測量(吉澤 近藤)
・Flow Speed of Rhone Glacier(仁木 佐伯)

みんな準備で夜更かしして眠たいはずなのであるが、各発表とも活発な質疑応答が行われた。 一日で解析から資料作りまで行ったとは思えない出来で、非常に素晴らしい3時間であった。


午後は部屋を変え、ハインツ教授による講義が行われた。 きれいな氷河の写真や、氷河動力学の入門、ローヌ氷河の今後100年予測など興味深いものであった。 最後に皆で記念写真を撮り、すべての実習プログラムを終了した。

講義を行ってくださったハインツ教授と実習参加メンバー

文責  福田 武博

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