GSES Photography Contest 2020
2021-03-25環境科学院では、学院での研究活動について構成員相互に、また広く社会一般に知っていただくことを目的に、環境科学院写真コンテストを毎年実施しています。
このコンテストでは、環境科学院・地球環境科学研究院に所属する教員および学生、PD等を対象に、研究活動中の風景や研究対象、実験や作業風景、活動スナップなど環境科学院での研究にかかわる写真を幅広く募集し、環境科学院広報委員会での審査により各賞を選出いたします。
今年は26名から77作品のご応募を頂きました。厳正な審査の結果、以下の5点が2020年の受賞作品に選出されました。例年、環境科学院修了祝賀会に合わせて授賞式が執り行っておりますが、今年も残念ながら新型コロナウイルス対策のため式典は中止となりました。受賞作品は、環境科学院正面ロビーに展示されるほか、応募作品は環境科学院紹介パンフレット等の広報写真として掲載される予定です。
最優秀賞 「危ないから向こういってろ(Please keep away!)」山崎開平氏(地球圏科学専攻・博士後期課程)
撮影地: 東南極/北ノ浦(昭和基地沖)
『電磁誘導式氷厚計をスノーモービルで引きながら、積雪深・氷厚を測定している最中。
普段は愛らしいだけで無害のアデリーペンギンだが、このときばかりは別。』
優秀賞 「寒さに耐えながら」中川智裕氏(環境起学専攻・修士課程)
撮影地: 日本/北海道札幌市/豊平川
『サケの産卵床に⼈⼯孵化のサケ卵を埋め、それを取り出しています。真冬の川の中は凍てつく寒さです。その⽔の中に⼿を⼊れます。寒さに耐えながらも、研究への熱い思いは決して絶えません。』
優秀賞 「Social distancing and solidarity 2020」内海俊介氏(⽣物圏科学専攻・教員)
撮影地: 日本/北海道札幌市/北⼤札幌研究林
『2020年7⽉1⽇、ソーシャルディスタンスで野外実験のセットアップ』
優秀賞 「贅沢な時間」重枝絢氏(⽣物圏科学専攻・修士課程)
撮影地: 日本/北海道新得町/⼤雪⼭国⽴公園ヒサゴ沼周辺
『空が⾚くなり始める前に作業が終わった時の⼀枚。快晴の空と⼼地よい気温の中、雄⼤な 景⾊をじっくりと眺めることができるのは、調査の中で貴重なひとときである。』
カバーフォト賞 「初回講習のようす」井口誼美氏(環境物質科学専攻・修士課程)
撮影地: 日本/北海道札幌市/北海道大学創成科学研究棟
『私のラボでは様々な機器を⽤いて実験を進めていくのですが、測定のために遠征することも多々あります。ちなみにこの機械は2000万円越えという⾮常に⾼価な機械でいつも使う時は緊張します。』