グローバルCOEプログラム「統合フィールド環境科学の教育研究拠点形成」
北海道大学大学院環境科学院/農学院

GCOE特任教員公募(地球環境科学研究院)

本公募は締め切りました

                                                     平成20年10月10日
関係大学長
関係大学部局長 殿
関係機関長

                                     北海道大学大学院地球環境科学研究院長
                                                                 岩熊敏夫

                         教員の公募について(依頼)

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 さて、このたび本研究院では下記の要領によりグローバルCOE「統合フィールド
環境科学の教育研究拠点形成」に関わる教員を公募いたします。つきましてはご
多用のところ誠に恐縮でございますが、貴所属関係の方々へご周知いただくとと
もに、適任者のご推薦を賜りますようお願い申し上げます。
                                                                  敬白
                                   記

1.公募人員・職種: グローバルCOE特任准教授もしくはグローバルCOE特任
            助教の計8名

2.任 期: 原則として当該プログラム期間終了時(平成25年3月末日)まで。た
            だし、当該プログラムに対する中間評価結果によっては、平成23年
            3月末日までとなる可能性があります。

3.所 属: 大学院地球環境科学研究院

4.職 務: 環境科学(地球科学・生態科学・物質科学など)における研究の経験
            があり、グローバルCOEプログラムにおける、下記の(a)から(d)の
            職務のいずれかのもとで、研究・教育・支援を行っていただける人
            材を募集します。グローバルCOEが推進する研究活動や人材育成プ
            ログラムに積極的に関わっていただきます。応募者は自然科学の博
            士号を有するか取得見込みであること、またはそれと同等以上の研
            究歴・職歴を有することを条件とします。

            (a) 海外観測留学生推進室(3名)
            シベリア・モンゴル・インドネシアなどにおける観測を中心とする
            研究教育活動の推進。それらの地域にあるリエゾンオフィスとの連
            絡、国際サマースクールの企画・実施、留学生に対する組織的な支
            援を含む。

            (b) 環境教育研究交流推進室(2名)
            人材バンクの構築、市民講演会の企画・運営、および、環境コミュ
            ニケーターなどに関する講義・実習。大学院生等が企画する講演会
            の支援、インターンシップ・プログラムの作成・実施も担当。実践
            的経験があることが望ましい。

            (c) 統合モデリングタスクフォース(2名)
            国立環境研究所と連携して、北海道・モンゴル・シベリア・インド
            ネシアなどを対象とした地域統合モデリングおよびそれらを用いた
            研究、温暖化データの利用促進。領域気候モデル・陸上生態系モデ
            ル・水文モデルなどを用いて、物質循環の視点や社会科学との連携
            などの学際的な研究に意欲があることが望ましい。

            (d) プロジェクト支援ユニット(1名)
            グローバルCOEプログラムなどの大型外部資金研究を推進するため、
            教員と事務とのインターフェース。具体的には、外部資金代表研究
            者・拠点リーダー等の補佐、大型外部資金に関する予算策定および
            執行のコーディネート、事務手続きのとりまとめなど。

5.応募書類:(1)履歴書
              (2)研究業績目録(原著論文(査読付き)、著書・総説、その他
                   に分類してください)
              (3)主要論文別刷またはコピー(3編以内)
              (4)研究業績・上記の職務に関わる実績(2000字程度)
              (5)上記の職務に関わる抱負(2000字程度)。職種、および、
                   (a)から(d)のいずれの職務を希望するかを明記すること。
              (6)所見を求めることのできる方2名の氏名と連絡先

6.公募締切: 平成20年11月14日(金)必着

7.着任時期: 平成21年4月1日までのできるだけ早い時期

8.応募書類送付先:〒060-0810 札幌市北区北10条西5丁目
                    北海道大学大学院地球環境科学研究院長
                   ※郵送の場合は、書留で封筒の表に「GCOE
                     特任教員公募関係」と朱書きすること。

9.問合せ先: 北海道大学大学院地球環境科学研究院
               グローバルCOEプログラム 拠点リーダー 山中康裕
                Tel: 011-706-2363, Fax: 011-706-4865,
                galapen at ees.hokudai.ac.jp  (at の前後を @ でつなげてください)

10.その他:
   ● 本グローバルCOEプログラム「統合フィールド環境科学の教育研究拠点形
      成」(平成20〜24 年度)は、環境科学院と農学院環境資源学専攻が推進
      しています。地球環境科学研究院は環境科学院の教育を行う主たる組織
      です。
   ● 本グローバルCOEは下記の推進室やタスクフォース、ユニットで構成され
      ており、採用者はそれぞれの責任者のもとで拠点形成活動に関する研究
      や教育を行っていただきます。
      ・ 海外観測留学生推進室長: 杉本敦子・石川守(地球環境科学研究院)
      ・ 国際プロジェクト推進室長: 柴田英昭(北方生物圏フィールド科学
                              センター)・甲山隆司(地球環境科学研究院)
      ・ 環境教育研究交流推進室長: 大原雅(地球環境科学研究院)・中村太
                                   士(農学研究院)
      ・ 統合モデリングタスクフォース責任者: 山中康裕(地球環境科学研究
                                             院)
      ・ プロジェクト支援ユニット責任者: 山中康裕(地球環境科学研究院)

   ● 地球環境科学研究院内の採用者の所属する部門・分野は、採用者の希望
      を聞いたうえで調整を行います。また、環境科学院の適切な専攻・コー
      スにおいて、大学院生の主指導教員や副指導教員になることができます。
   ● 採用者の職種は、本人の研究歴・職歴によって決めます。
   ● 採用者には、グローバルCOEによる教育研究拠点形成に関連する個人的な
      研究をエフォート率(時間の割合)20%程度で行うために、グローバルCOE
      に定められている「若手研究者の自発的研究活動」として年間80万円程
      度の研究経費が用意されています。また、科学研究費補助金やその他の
      研究助成に応募できます。
   ● 本募集の(a)から(d)を重複して希望する場合には、希望する職務に応じ
      て、応募書類(4)と(5)をそれぞれ提出すること。本募集は、本研究院に
      よるグローバルCOEに関連するテニュア付き特任教員2名(予定)、および
      、北海道大学北方生物圏フィールド科学センターによるグローバルCOE
      特任助教1名(国際プロジェクト推進室担当)の公募との重複応募を妨げ
      ません。
   ● 環境コミュニケーターなどに関する講義・実習は、北海道大学科学技術
      コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)の協力を受けて行う予定です。
      CoSTEPに関しては、
      ホームページhttp://costep.hucc.hokudai.ac.jp/ を参照下さい。
   ● 環境科学院、および本グローバルCOEに関しては、ホームページ
      http://www.ees.hokudai.ac.jp/ および
      http://www.ees.hokudai.ac.jp/gcoe/ を参照下さい。
北海道大学グローバルCOEプログラム「統合フィールド環境科学の教育研究拠点形成」