IFES-GCOE グローバルCOEプログラム 「統合フィールド環境科学の教育研究拠点形成」
         北海道大学大学院環境科学院/農学院環境資源学専攻

GCOE人材育成自由企画 「エゾシカ保護管理と希少猛禽類保全の両立を図るためのセミナー」(第3回目)のお知らせと参加者募集

増え過ぎて様々な問題を引き起こしているエゾシカと、減り過ぎて絶滅危惧種
として保護増殖が図られているシマフクロウ・オジロワシ・オオワシの、両極
端の保護管理の両立を図る4回シリーズのセミナーで、第1回(6月28日)、第2
回(10月3日)
に引き続き、第3回目のセミナーを知床で2泊3日のツアーで開催
します。奮ってご参加ください。

日時:2009年11月13日(金)~15日(日)
場所:知床・斜里町(知床博物館、知床自然センター、百平方メートル運動地、
等)
参加費:12,000円+3日間の昼食代+二日目の朝食代
講師:竹中健氏(シマフクロウ環境研究会)中川元氏(知床博物館)白木彩子
氏(東京農業大学)伊吾田宏正氏(酪農学園大学)田澤道広氏(知床財団)増
田泰氏(知床財団)
ワークショップファシリテーター:今榮博司(本セミナー世話人。国際協力の
経験豊富)
スケジュール:
(一日目)
07:00 北大から貸し切りバスで出発。
14:30 知床博物館に集合。博物館見学。
16:00 ウナベツ自然休養村で斜里・羅臼町でのシカ・希少猛禽の話を伺う。
2日目のロールプレイワークショップの準備。夕食。宿泊。
(二日目)
06:00 狩猟者の方から狩猟に関する話を現場で伺う。その後養鹿施設や電気
柵等、シカ及びシマフクロウ関連の施設・設備を見学。
12:30 知床自然センター及び百平方メートル運動地を視察。
15:00 岩尾別ユースホステルでロールプレイワークショップ。夕食。宿泊。
(三日目)
09:30 ユースホステルをバスで出発。16:30頃に北大到着予定。

ロールプレイワークショップとは?:
参加者の皆さんが「シカ」「鳥」「住民」の3グループに分かれ、世界遺産に
隣接する地域の保護管理計画策定に関する模擬的な話し合いにそれぞれの立場
から参加する。話し合いでは、この管理計画の目標、目標達成のための課題、
課題を克服するための取り組みについて、問題意識を共有しながら合意形成を
図る。このワークショップを通じて、合意形成プロセスについて体験的に学ぶ。

参加申し込み:10月31日までに下記までご連絡ください。質問等もご遠慮なく!

問い合わせ、及び連絡先:今榮(いまえ)博司(農・森林政策D3)
農学院N309号室、内線2514、(メール)imae◆for.agr.hokudai.ac.jp
◆=@

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