スイスアルプス野外実習 2014年度実習報告
--北海道大学環境科学院 地球雪氷学実習--
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スイス実習・9/3


午前:Kleine Scheidegg (8:30) → Jungfraujoch (9:22)
Jungfrau高地観測所訪問、Aletsch氷河の観察
午後:Jungfraujoch (16:00) → Kleine Scheidegg (16:50)
夕食後:スライドショー

本日のできごと


Kleine Scheideggの真夜中は透き通った空気と満点の星空でいっぱい。左に見える小さな光はJungfrau鉄道のEigerwand駅。固い山岩の中に鉄道が敷設されています。



さて、朝になったらJungfrau高地観測所へ出発。Kleine Sheidegg(標高2061 m)からJungfraujoch(標高3454 m)までを登山鉄道に乗って約50分かけて登ります。


光が見えていたEigerwand駅(標高2865 m)からの眺め。列車が数分間停車してくれるのでその間眺めを堪能。




Jungfrau鉄道の最終駅であり、ヨーロッパでもっとも高い鉄道駅であるJungfraujochに到着。レストランや観測所、研究所、展望台など様々な施設が山と一体化して建設されています。




スフィンクス展望台(標高3571 m)から見たAletsch氷河は圧巻!そして空が青い!Aletsch氷河は全長24 kmのヨーロッパ最長の氷河です。言うことなしの絶景。


室内では、気候や環境研究の研究所や観測所を特別に見学させてもらいました。


1922年に建てられたJungfraujochの気象台は、気象観測の自動化が進んだ今でも、常に2人の気象技術者が常時しており、自動化された測定に加えて、人による測定をしているそうです。




午後は外へ出て、標高3657 mのカフェ目指して氷河の上をハイキング。酸素が…と思いながら歩いていると、うっすら見えてきました、あんな所にカフェが。ここにはポストがあって、みんな友達や親に向けたカードを書いていました。帰りは天気が良くなって、午前中にいた展望台を遠くから見ることができました。


すごいな氷河!すごいなスイス!3日目にしてそう思います。
氷河も空も空気も、全部すばらしい!
文責  脇坂 珠樹

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