スイスアルプス野外実習 2012年度実習報告
--北海道大学環境科学院 地球雪氷学実習--
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スイス実習・9/8

終日:Rhone氷河にて観測実習
夕食後:データ処理・解析、観測打ち合わせ、スライドショーなど

本日のできごと


Rhone氷河に来て3日目は、終日観測を行いました。
私のグループでは、午前中は氷河の後退年代を推定するライケノメトリーを行うため、氷河周辺の岩肌を登っていき、チズゴケの直径や岩肌に対するチズゴケの被覆度を調べました。 岩肌が緑色になっている部分がチズゴケです。かなり成長していることが分かります。



どんどん登っていきます。この周辺も多くの岩がチズゴケで覆われています。


帰りは裏側の登山道から帰ります。


お昼ごはんを食べた後、午後は前日に設置した定点の気象観測装置(風速、風向、気温等)の確認と、氷河を上流側へと移動しながらの気象観測を行っていきました。
これは、雲画像カメラの動作確認作業をしている所です。

標高を20mずつ上げながら、氷河上の気象観測を行っていきます。気象観測装置が設置してある最終地点までは、まだまだ登っていかなくてはなりません。

ようやく到着しました。定点観測装置の動作確認も終え、ひとまず休憩。

広大な氷河の上で。
明日はRhone氷河上での観測最終日! 明日も張り切っていきましょう!!
文責  野口 淡海

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