スイスアルプス野外実習 2008年度実習報告
−−北海道大学環境科学院 地球雪氷学実習−−
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スイス実習・9/9

Gorner氷河


スイス実習を通して最後のフィールドワークはGorner氷河の観察です。Gornergratに訪れて、まず最初に目にするのが、マッターホルン。鉄道から降りてすぐに絶景が広がるため、観光客はGorner氷河よりも先にまずマッターホルンに釘付けになります。


Gorner氷河はツェルマット近郊に位置し、アルプスで2番目に大きな氷河です。幾つかの支流を含み、その面積は約 60km2あります。


Gorner氷河全体を見渡すことで、氷河のいろいろな部分を見ることができます。写真にある氷河の真ん中にある茶色の帯は、山から削れた岩などで、それらは辿ることで、どこの山から来たものか分かります。また、その茶色い帯の下に見える蛇の通り道のような窪みは、氷河の上を流れている川によって作られたものです。


写真の中央に見える湖は、氷河の融解によるものです。この湖の挙動について、今回講義をして下さったMatin Funk教授などが研究を進めています。


登山用の道を使ってGorner氷河まで向かいます。天気にもよりますが、氷河だからといって常に寒いわけではありません。、サングラスがないと目が辛く、日焼け止めも必需品です。Gorner氷河でのフィールドワークが終わると、待ちに待った?自由行動の時間です。



文責  齋藤 亮介

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